発売当初から今までに無いデザインで非常に興味があったのですが、変わったドライバー構成ということもあり、中々手を出すことが出来ませんでした。
カーボンナノチューブ振動板を使った複合ダイナミック、セラミック振動板ドライバーとあまり聞くことの無いドライバー郡です。
やっと100時間程度エージングしましたのでレビューしたいと思います。
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【スペック】
- ドライバー(片耳あたり):3ドライバー
DD:10mm 複合カーボンナノチューブダイナミック
セラミック振動板ドライバー - インピーダンス:55Ω
- 音圧感度:100dB
- 再生周波数帯域:20Hz - 22kHz
- 付属ケーブル長さ:約120cm(マイク無/有)
- プラグ:3.5mm(L型)
- カラー:グレー
- シェル素材:アルミ合金
【価格】
【内容物】
- イヤホン本体
- MMCXケーブル
- イヤーピース
白:S、M、L 各1ペア
黒:M 1ペア(イヤホンに装着済)
【重さ】
合計約9.4g
金属製でそれなりの重さですが、装着感が良いのかあまり重さを感じませんでした。
【外観】
長方形の形をしていて一見大きそうに見えますが、結構小さい部類になります。
BQEYZ BQ3と比べてしまうとかなり小さいです。
装着製もしっかり考えられているようで、かなりしっくりきます。
アルミ合金で軽いので疲れにくいのではないかと思います。
最近はデザイン上LRの記載がないイヤホンもありますが、こちらにはしっかりとLRの印刷もあるので、左右迷うことも無いかと思います。
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【ケーブル】
耳掛け部分にクセのついた4芯ケーブルが付属しています。
ジャック部分がL型で少々めずらしい気がします。
【遮音性、装着感】
内側にベント穴がありますが、密閉性、金属の厚みがあるのか、遮音性は高く感じます。
四角いですが、装着側はしっかりと考えられていて作られているようなので、装着感も良好です。
形状的にSHURE掛け必須です。
【感想】
- 再生機器:Zishan DSD 改(AK4497eq + muses01 + 0Ω化 + LPF:OPA1612 + 初段(?)コンデンサタンタル化 + 出力カップリングコンデンサレス他)
- ケーブル:NICEHCK CT2 16芯純銅線
- イヤーチップ:AZLA SednaEarfit Mサイズ
聴き始めた当初は低音は籠り、高音域が強く、シャカシャカしていて???な音でした。
1時間程度で低音がかなりマシになりましたが、低音が少なく感じていました。
100時間が経ち、やっと低音が増えてきたかな?と感じますが、まだ物足りなさがあります。
高音域は変わらず強く出そうとしているのか、女性ボーカル物だと刺さる可能性が高いのではないでしょうか。
男性ボーカルのロック系が合いそうです。
高音域の解像度は特に高く感じますが、今までに無い変わった音がします。。。(語彙力が足りない)
合う曲が見つかればハマると思います。
また、イヤーピースでも思った以上の変化がありました。
最初はAcoustune AET07を使っていたのですが、AZLA SednaEarfitに変えたら高音域が抑えられ、低音域が強くなりバランスが良くなりました。
バランスが悪くて困っている方は是非イヤーピース交換も試してください。