前回購入したYYX4753 6芯の格安純銅に続き、8芯 7N 高純度無酸素銅のケーブルが約3000円で発売されました。
7Nというのは純度を表し、99.99999%以上の純度になるようです。
こちらも8芯で定価2999円なのでかなり格安の部類に入ります。
キャンペーンなどでここから更に割引になることが高いです。
6芯と比べてどう変化があるのか興味があるので購入してみました。
スポンサーリンク
【確認環境】
- 再生機器:Zishan DSD(AK4799eq + muses01)
- イヤホン:KZ ZS10
- イヤーチップ:Acoustune AET07 Mサイズ
【価格】
Amazon:3000円前後(ここから割引が適用される可能性が高いです)
【見た目】
6芯のほうはでこぼこがありましたが、8芯ではストレート上になっています。
1芯あたりもほぼ同様の太さのようなので芯数が増えた分太くなったように見えますが、計測してみたところ、6芯の凸の部分と同様の太さでした。
太く感じますが、凹部分が無くなり、均一化されたような感じです。
【感触】
YYX4769のほうが柔らかく、クセが付きにくいです。
触り心地も皮膜の関係でさらっとしているように感じます。
タッチノイズも勿論気になりません。
【耳掛け部分】
ワイヤーが入っておらず、私好みです。
2pinの場合、カスタムIEMにも対応しているようで、切り欠きがしっかりあります。
ピン側付け根についてはYYX7469は鏡面反射仕様です。
ただ、若干ピンが短いようで、奥まで入らないような感じがあります。
計測したところ、YYX4769は約3.4mm、YYX4753では約3.7mmでしたので若干短いようです。
カスタムIEMのものには丁度良いかもしれませんが、イヤホンによっては注意が必要かもしれません。
とはいえ、ZS10で使っていて抜けたことは無いので、杞憂かもしれません。
【音質】
6芯から8芯になって低音が強くなるかなと単純に思っていましたが、思った以上に高音寄りでした。
YYX4753 6芯の重低音で響かせてくるというより締まって篭りが少なく、中音域、高音域を強調して綺麗に聴かせてくれる感じです。
とはいえ、銀メッキケーブルと比べると高音は出ず、刺さるという心配は無さそうです。
女性ボーカルが結構前面にでてきていますのでボーカルを聴きたい方におすすめできます。
【総評】
YYX4753 6芯のバージョンアップな音で低音重視かなと思っていたのですが、傾向が異なっていました。
YYX4753の低音を弱くし、中高音域を強調、解像度アップな感じです。
約3000円といつもどおりのかなりのコストパフォーマンスです。
女性ボーカルを綺麗に聴きたいという方におすすめです。